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プログラミングの学習方法~オンラインハイスクール編~

プログラミングスクール

さて、今回は私の行ってきたプログラミング学習の第3部になります。
こちらで一旦転職までの学習方法については終わりになりますが、プログラミングは日々勉強し続けるものになりますので、また習熟が終われば、他のブログも書いていきたいと思ってます。
参考書を元に独学を始め、資格試験を終えて、いよいよ私は本格的に「プログラマー」を目指していこうと「オンラインハイスクール」に通うことにしました。
今までずっと独学でやってきており、果たしてそれが正しかったのか、これからも続けて良いものなのか、確かな指標を得たいと思ったからです。

それでは、前回・前々回からのアジェンダからいきますと、このブログでは、4番と5番の「オンラインハイスクール」「転職後の研修」について書いていきたいと思います。

プログラミング勉強方法アジェンダ

〇筆者のプログラミングスクールについて

先ず、私が通っていたプログラミングスクールについて、記述しておきます。
私は完全オンライン型の「侍エンジニア」に通っておりました。
コースとしては、エキスパートコースの13週間コース(基本が12週間で1週間の延長サービス)を卒業致しました。
費用としては、40万程度です。
「侍エンジニア」は日本で初めてマンツーマンのレッスンを始めたスクールで、そのノウハウやカリキュラムは多岐に渡ります。
今回私が受講したのは「エキスパートコース」というもので、自分が学びたい言語を元に「オーダーメイドカリキュラム」で実施頂くものでした。
「エキスパートコース」以外にも、WEBデザインに特化した「Webデザイン 教養コース」や「フリーランスコース」などもありますので、自分が本当に学びたいものを選ぶという形式になります。
簡単に流れを説明すると、「初回の無料レッスン」にてインストラクターの方とZoomで相談があります。
そこから「本当に通う意思があるのか」や「どのコースが一番いいか」をインストラクターの方と一緒に決めることができます。(ここのインストラクターの方が非常に大事で、余談ですが卒業後2年たちましたが、未だにご連絡を取らせて頂いている程の良い出会いとなりました。)

そして、通うコースが決まり、申込が完了すると、WEB上でマイページに入ることができます。
マイページ上では、自分の進行状況や豊富なオリジナル教材を見ることができます。(ちなみにこのマイページは期間終了後もいくらでも見ることができます)
「侍エンジニア」では、現役のエンジニアがマンツーマンでレッスンを行って頂けるようになっており、講師がアサインされてからレッスン開始となります。
レッスン開始日まで少し調整ができますので、私の場合は、アサインも含めて開始まで「1ヶ月程」余裕を持たせて頂き、それまでの間に、オンライン教材を読み漁っていたのを覚えています。

そしてレッスンが開始すると、週に1回講師の方と90分間「Skype」を繋いでレッスンを行います。
最初の講師の方とのレッスンは、「オーダーメイドカリキュラム」の確認やお互いの自己紹介を行うような形です。
そして、最後に来週までの課題を出してもらい、次の週までに完了させるという内容です。
質問に関しては、いつでも一対一のslackから質問ができるようになっておりました。
前職で、仕事をしながら通っていましたが、課題をこなすのがとても大変だったことを覚えています。
仕事がある日は夜9時ごろ帰宅し、それから11時くらいまで2時間勉強し、休みの日も6時間は勉強時間を確保してました。
そして最終的な課題まで完了すると卒業というシンプルな内容です。
教材としては、オンライン上のオリジナル教材もありましたが、最終的に一冊の参考書を終わらせるようなものでした。参考書に関しては、入学者全員「5000円」までAmazonギフト券で購入できます。
卒業後は、専用の転職サポートも受けられます。

さてさて、長くなってしまいましたが、私が通ったプログラミングスクールについては、これくらいにしておきましょう。
肝心なのは、これが必要かどうかということになってきます。

〇オンラインハイスクール-通う必要は無いが通った方が良いもの-

それでは、誰しも気になる「プログラミングスクール」は通う必要があるのかについてです。
結論から申し上げますと、『必ずしも通う必要はない』ものです。
しかしながら、必ずしも通う必要は無いなと思いましたが、通ってよかったなと思えることは沢山ありました。
ですので、先ほどの結論を少しだけ補足すると『必ずしも通う必要はないが、通った方が良い』ということになります。

〇オンラインハイスクール-通う必要が無い理由-

ではこれから私が通う必要が無いと思った点や通った方が良いと思った点を述べていこうと思います。
先ず、『通う必要がない』と思った点は下記の内容になります。

通う必要が無い理由
  • 高額の費用がかかる
  • 結局勉強するかは自分自身の問題
  • 転職や実務の場で必ずしも優遇されるわけではない

大まかに上げれば上記の3点になります。
一番上の「高額の費用がかかる」については、言わずもがな、学校というものは得てして学費がかかるもので、私は公立の大学でしたが、年間で50万近く学費を払っていたのを覚えています。
そして、職業訓練校等を除けば、「公立」などと公のスクールはなく、殆どが利益団体として募集を掛けているのが実情なのです。
もちろん、自分達が培ったノウハウや技術を教えるということなので、それなりの金額が発生するのは当たり前です。
「習字」や「算盤」、「ピアノ」や「サッカー」の習い事と同じように考えて頂く必要があります。
しかしながら、習い事をしないとそれができないかというと違うと思います。
必ずしもお金を出さないとできないことではありませんので、高額の費用がかかる「プログラミングスクール」へ通うことは、必ずしも必要ないと感じました。

そして、「高額の費用がかかる」ことと合わせ考えて欲しいことが「結局勉強するかは自分自身の問題」という点です。
先にも述べたように、通わなくても習熟できるのが「プログラミング」の良いところです。
サイトを検索すると、殆どの言語は「オープンソース」として、色んな方に広く解説されています。
それは、プログラミング言語自体には著作権が当てはまりにくく、自由にネット上でやりとりされているからになります。

プログラミング言語に著作権が無いとは申しましたが、簡単に例えるならば、「こんにちは」や「ありがとう」といった日本語の単語に著作権が無いように、HTML言語で「画像を出力する」や「タイトルを記述する」といった言語に著作権が無いからです。作品と出来上がったものに対しては、著作物になりますので「小説」や「論文」に著作権があるように、「アプリケーションソフト」や「完成したシステム」には著作権が適応されることが多いですので、注意が必要です。

少し脱線してしまいましたが、「使い方」は自分でいくらでも探すことができるようになっており、自分でその組み合わせ方やオリジナル性を出せるようであれば、スクールに通う必要が無いと感じました。
プログラミングとは非常に情報量が多く、同じ結果でもいくつもの過程がありますので、『多くの情報から、現代の主流や最適解を自力で出せる方』であれば、スクールに通う必要は無いといえます。

そして、更に申し上げますと、スクールのコースにもよると思いますが、多くのスクールでは、課題を与えられ、それを個人で期日までにこなし、分からないことは講師に質問するというスタイルが主流です。
つまり、「もくもくと自分で課題をこなす」ということになります。
これは私の例ですが、私は結局スクールで与えられた課題に対して、自分で調べ上げて終わらせており、一度も講師に質問することなく終わってます。
講師の先生に「自己解決能力が高いので、直ぐにプログラマーへなるべきですよ」と言われたのを今でも覚えてます。
結局自分で課題ができてしまったが為に、高額の費用を払って、ただ自分でもくもく勉強していただけという感覚は少し残っているのが現状です。

そして、最後の「転職や実務の場で必ずしも優遇されるわけではない」ということですが、もちろんスクールになりますので、実務についたことが無ければ「未経験者」扱いになりますし、研修も最初からやるというのが当たり前です。
あくまで自分のスキルアップの為に通うことを念頭に置いておいた方が良いでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
もしかしたらここまでで、「お金の無駄だな、通うの辞めよう」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げると、わざとネガティブな内容を冒頭に持って来させて頂きました。
何故ならば「プログラミングスクールに通うか」上記理由で迷っている方は、ここで引き返した方が良いと思っているからです。
これから先の内容は、先述の内容を当然と受け止め、それでも尚プログラマーになるのだという強い意志のある方にしか意味の無い内容となっておりますので、ご了承頂きたく思います。

〇オンラインハイスクール-通った方が良い理由-

それでは、私が先述した理由がありながらも、プログラミングスクールに通った理由やこの記事を書こうと思た理由について、記述していこうと思います。
大まかにまとめると下記内容になります。

通った方が良い理由
  • プログラマーになる為の覚悟が決まる
  • 主流と自分のスキルの確認ができる
  • プログラマー同士の人脈に繋がる
  • 卒業後の勉強の足掛かりが残る

それでは先ず、「プログラマーになる為の覚悟が決まる」というところからお話していきたいと思います。
この項目は前項でお話しした「高額の費用がかかる」というところに付随します。
簡潔に申し上げて、人間お金が絡むと本気になるということです。
しかしながら、無理は絶対にいけませんので、「借金してまで」であったり、「体を壊してまで」といったことは無いようにしなければなりません。

私の場合をご紹介させて頂きますと、プログラマーの道に進むべく自分の中の後押しが足りなかったところがありました。
「今の仕事が安定していて辞めたくない」「独学で勉強してきたが決定打が足りない」「独学なので、自分に縛られず、手を抜きがち」というような思いが心の中にあったと思います。
確かに、その全てが払拭されたわけではありませんが、卒業する前と比べて、今は少しだけ旨を貼ってプログラマーなのだと、この仕事で食っていくんだと言えるようになりました。

また、「侍エンジニア」でもうたっているように、「独学で挫折しがち」な人に対しては、抜群の効果があります。
自分で費用を出して通うハイスクールに手を抜くような人はおらず、自分に程よいプレッシャーをかけて本気で取り組めます。
私はプログラミングスクール時代以上に本気で勉強に取り組んだと思える時期は無いと思ってます。

そして2点目の「主流と自分のスキルの確認ができる」については、特にHTML言語であれば、我流でやっている人は、実際の現場ではその「タグ」は使わないであったり、その関数はここにまとめておくであったり、実務経験のある現役「プログラマー」が教えてくれるので安心です。
独学で進んできた癖や不安点の修正に大きく役立ちました。
また、WEB制作系のカリキュラムでしたので、Googleアナリティクス等の分析ツールの豆知識も教えて頂けましたので、より実践的なレッスン内容になるのは間違いないです。

3点目のプログラマー同士の人脈に繋がるについては、先ず冒頭で述べたインストラクターの方は、卒業後もご連絡可能で、常に色んな情報のやり取りができます(講師の方と卒業後は基本的に連絡を取れません)。
「転職の相談」であったり、「現状報告」であったり、一人で戦い続ける日々だった独学の時代に比べると、大きく心のゆとりができます。
特に、私が卒業した「侍エンジニア」では、卒業後もマイページがあり、そこで教材の勉強が継続して行えるようになっております。
厳密にいうと、「侍エンジニア」卒業後は「侍テラコヤ」というサービスになります。
こちらはもともと「侍エンジニア」に入るのは金額が高いなと思う方が、簡易的にスクールに通えるものなので、イメージとして持ってもらうならば「下位互換」のようなものになります。
もし「侍エンジニア」に通う費用が気になる方は「侍テラコヤ」を検討頂く事も重要かと思いますが、どちらにせよ「無料レッスン」で相談すると良いかと思います。
さらに、受講生も卒業生も含めた大規模な「侍テラコヤ」の「slack」グループに入ることができます。
色んな方との交流もできる上に、セミナー情報や勉強会情報など、今後のプログラマーとしてキャリアを築く上で重要になる「コミュニティ」を獲得する事ができます。
ちなみに私も未だにこちらの「コミュニティ」を活用させて頂いており、最近では「ChatGPT」についてのセミナーを活用させて頂きました。

そして最後の「卒業後の勉強の足掛かりが残る」ということですが、ここは前述と重なるところもありますが、「侍テラコヤ」で豊富なオンライン教材やセミナー・勉強会に参加できるということが大きいかと思います。
それだけでなく、いつ自分が何を勉強したのかという軌跡も残していけるので、復習や次に何を学ぶのかというマイルストーンを決める上でも役立ちます。

プログラミング言語は非常に多くあり、そして日々進化しております。
一度のスクールでその全てを補うことは不可能になります。
しかしながら、卒業後も違う言語の教材を使って、自己学習ができたり、自分が勉強してきたことを確認できるのは、今後の学習に大きく役立つ内容かと思われます。
意外と、卒業後に別の言語で再度カリキュラムを組みなおして入塾される方も多いのだそうです。
また、フリーランスの方が案件を頂いた時に、一人では難しくて納品ができない時に、その案件をベースに、カリキュラムを組み、案件と並行して習熟される方もいらっしゃるそうです。
今後プログラマーとして壁に当たった時に、もしもの時の保険として用意しておくのもいいのかもしれません。

さて、スクール時代の話でかなり長くなってしまいました。
アジェンダ上では「転職後の研修」という項目が設けられていますが、実はここはまだ研修の最中になります。
研修といっても、個人的な感想ですが、かなり本格的な内容で、簡単に申し上げると「フロントエンド」と「バックエンド」の二部構成になっており、最終的に「仮想マシン」や「ドッカー」上でPHPを用いて、簡単なアプリケーションが作成できるところまで行きます。

私はまだその「バックエンド」のオリジナルアプリの作成中といったところになります。
詳しい内容はまた、いつか書けたらなと言ったところで、三回に渡って行った「プログラミングの学習方法」について、私なりのここまでの軌跡でした。

ご質問やもっと詳しくお聞きになりたい事があれば、是非「コメント」や「お問い合わせフォーム」からご連絡くださいね。

ではまた。

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