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プログラマーが選ぶキーボードについて

さて、今回の記事は、「キーボード」についての記事です!
以前にマルチディスプレイの実装についての記事を書いたことがありますが、ディスプレイだけでなく、プログラミングをしていく上で、キーボードについてもきちんと理解を深めておく必要があり案す。(マルチディスプレイの実装についてはこちら

キーボードについて理解を深めることで、最適な環境を構築することができますので、是非快適なプログラミングライフを楽しみましょう。
ただでさえ挫折しがちなプログラミング習熟ですが、マルチモニターも含めて、最適な環境を自分に用意してあげましょう。

それでは、今回は「キーボード」について記事を書いていくにあたって、私自身は素人も同然でしたので、現在「富士通グループ」でSEをしている幼稚園からの友人に少し聞いてみました。
そちらも参考にしながら今回の記事を書いていければと思っています。

先ず、大まかにキーボードの種類を記載していければと思いますが、細かく分けると無数に分類されてしまうので、プログラマーとして使用感に関わる「キースイッチ」に焦点をあてて分類しました。

入力方式一覧
  1. メンブレン方式
  2. パンタグラフ方式
  3. メカニカル方式
  4. 静電容量無接点方式

上記4種類が「キースイッチ」を大きく分けた分類になりそうです。
もちろんこのほかにも、「ワイヤレス」や「有線」であったり、「シリコン製」や「ラバー」であったりと、分類はできますが、本記事では上記4種類について、記載していきます。

それでは、各キーボードの種類について、記載していければと思います。

1.メンブレン方式

こちらの方式は本当に初めて聞きました、ブレーメンのような響きですが、「ブレーメン」はドイツの地名ですが、「メンブレン」は「膜」という意味になります。
しかしながら、「膜」のように薄いキーボードの事かというと少し違うようです。
簡単に申し上げると、こちらの方式は「メンブレンシート」という薄い膜を挟んで、その上にキースイッチが置かれている形式のようです。
「キートップ」と「ラバーカップ」(シリコンで作られたドーム状の突起)の間に設置された接点シートがキーを押すたびに信号を送るそうなのですが、詳しくは調べてみてください。(「メンブレンキーボード」by『wiki』
ここでお話ししたいのは、「構造」ではなく「キー操作特徴」になります。

先ず一般的に、メンブレン方式のキーボードは、先述したような「ラバーカップ」が表面に浮き出ているので、「ストロークが長い」のが特徴になります。
キーを押してから、入力に至るまでの感覚が長いので、運転に例えるならば、「ブレーキの遊び」が長いイメージになります。
一般的に仕組みがシンプルなので、安価であり、反応が鈍い分誤打が少なくなるのも特徴の一つかもしれません。
しかしながら、遊びがある分入力に指先の力が必要なので、長時間の作業にはあまり向かないです。
特に女性の方は、比較的に男性よりも「腱鞘炎」になりやすいので、長期的にお仕事で使用される方は、避けた方が良いかもしれません。

↓↓メンブレン式お買い得キーボード

2.パンタグラフ方式

続きまして、2番目の「パンタグラフ方式」についてです。
パンタグラフ…これも先程と同じで初めて聞きます。パンダの親戚かな?
と、まあ、初めて聞くとピンと来ないかもしれませんので、よろしければWikiペディアをご参考ください。(「パンタグラフ」by『wiki』
元々は製図の際の道具で、ギリシャ語の「全てを描くもの」からつけられたようですね。
キーボードの「パンタグラフ方式」はその使われているパーツが、類似しているのでつけられたようで、「菱形で収縮する機構」全般にも用いられているようです。
「メンブレン方式」では、ラバーカップを押して、接点シートと触れさせる必要がありましたが、「パンタグラフ方式」では、この「菱形で収縮する機構」をラバーカップの上に設置することで、表面を押しただけで、ラバーカップが接点シートに簡単に触れるようになります。

ですので、「メンブレン方式」と比較して、キーストロークが浅く、タイピングの負担が軽減されたものになります。
逆に、少し触れても入力されるので、誤打には十分気を付ける必要がありますが、プログラマーとして慣れてくれば問題無いかと思います。
ノートパソコンのキーボードに採用されている事が多く、長期作業に向いていると言えましょう。

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3.メカニカル方式

それでは続きまして、3番目の「メカニカル方式」になります。
メカニカル…これは何となく聞きなじみがあるようで、何だかテクニカル。
簡単に申し上げると、先述した方式と違って、「バネの力を用いた機械的な電気スイッチ」の事のようです。
先述した二つの方式は、最終的に「ラバーカップ」が接するシートは、全面1枚ものが通常ですが、こちらの「メカニカル方式」に関しては、1つ1つ独立した接点を持つのが特徴のようです。(「キーボード(メカニカルスイッチ項)」by『wiki』

構造については、これくらいにして、使用感的にどのような特徴があるのかということですが、先ずバネを用いているので、耐久性が優れています。
長期的に使っていきたい方はおススメのキーボードとなっております。
そして、一つ一つのキーが独立しているため、一つのキーが壊れた場合も、部分的に修理がしやすい特徴があるようです。
また、バネの力でしっかりと打っている感覚があるので、入力漏れの防止に繋がるそうです。
後は好みになるかと思いますが、独立したキーは音を発する機関もあるので、キーボードを入力している「カチカチ感」を得られるようです。
しかしながら、長期作業を行うプログラマーですと、バネの反発力があるので、入力の負担は大きいといえます。
複雑な構造が故に、比較的高価なものになるので、ゲームや趣味の領域で、キーを入力している確かな感覚やキーの入力音を楽しみたい方向けなようです。

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4.静電容量無接点方式

それでは最後、4番目の「静電容量無接点方式」についてになります。
せいでんようりょうむせってんほうしき??
と、名前だけだといまいちピンとこない堅苦しい名前ですが、一つ一つ分解すると理解できそうです。

先ず「静電容量」とあるように、「何かしらの電気の容量」を元に動く仕組みになっています。
この「何かしらの電気の容量」ですが、簡単に申しあげるとスイッチ内部のスプリングが変化することで発生する静電気を指します。
そして、後ろの「無接点」という部分は、前述の3つとも、ラバーカップが「全面」にしろ「独立」にしろ何かしらの接点があったのに対して、存在しない方式の事です。
つまり、キーを押した時に、内部のスプリングが底に付かずに、変化するだけで、その静電気を感知してタイピングができるものということになります。
詳しくは解説しているサイトやWikipedia先生をご参照して頂くと良いかと思います。(「キーボード(静電容量無接点方式項)by『wiki』」

難しい話はさておき、使用者側の感覚としては、非常に使いやすいということです。
先ずは何より「無接点」ということは、他の方式と比べて、底つき感が無く、静かで軽いタイピングが可能である点です。
大げさに書くと、接点がある方式のものであれば、物と物が衝突する衝撃が発生しますが、無接点方式の場合は、予め設置されているスプリングが稼働するだけなので、その差は歴然かと思われます。
イメージとして、トランポリンで跳ねるのと、ホッピングで跳ねるみたいなイメージだと思われます。
ですので、耐久の面でも大きく異なってきます。
接点方式の場合は、ホッピングの先っぽで地面が凹むように、何度もタイピングすることで、劣化がしやすくなっております。
しかしながら、無接点方式であれば「トランポリン」のように、地面には接しているので、「ホッピング」に比べて、地面への衝撃は少なくなります。
厳密にいうと、接点方式は感知するためのシートのような地面がありますが、そもそも無接点方式の場合はシートのように、接する面で感知しておらず、静電気を別のところで感知する仕組みです。
直接ぶつかって感知する方式よりも、感知部分の消耗が少ないということになります。

さて、ここまで、各分類を私なりに解説させて頂きましたが、圧倒的にプログラマーが使用すべきキーボードは「静電容量無接点方式」となります。
このキーボードは耐久性にも優れており、プログラミングにおけるデメリットは非常に少ないのです。
しかしながら、大きなデメリットがあるとするならば、金額が非常に高く、種類が限られているということでしょう。基本的に有名なメーカーは「東プレ」で「PFU」・「AKEEYO」等もあるそうです。

↓↓静電容量無接点方式(東プレ)キーボードはこちら

↓↓静電容量無接点方式(その他)はこちら

〇まとめ

では、最終的にトータルして、私がおススメしたいキーボードを紹介します。
もちろん、お金に余裕があるならば、先述した静電容量無接点方式のキーボードを是非おススメしたいところですが、できるだけ多くの人が利用可能なものを考えるのは、私の信じる「ユニバーサルデザイン」の大事な考え方。
コスト的にも、使用感的にも一般的なプログラマーにとって十分なものを考えてみました。

それがこちら

筆者おススメキーボード

先ずこちら価格がAmazonで4999円と比較的安価なキーボード。
パンタグラフ方式なので、キーストロークも浅く、女性でも入力作業の負担を軽減できます。
パンタグラフ方式は、メンブレン方式と比較して、接地面の間に「菱形で収縮する機構」が挟んであるので、「静電容量無接点方式」に比べると、耐久度は低いですが、メンブレン方式に比べると耐久度は比較的高めになります。
また、ワイヤレスなので、持ち運びや少し離れた位置でも入力できるので、マルチディスプレイの実装を行った場合、そのモニター用に簡易的に置いておくのも便利です。

もちろん、本当にあったキーボードは人によって違いますが、少しでも何かの参考になれば幸いです。
また、テンキーのあるなしも重要になってくるかと思いますが、テンキーは後付けができるものになりますので、キーボードメインで考えても良いかと思います。
参考までにワイヤレステンキーも載せておきますので、気になった方は覗いてみてください。

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